にえべすGT-TURBO氏レポート
日見峠の廃屋とはかつて長崎でも有名な廃屋スポットであった。
今はもう取り壊され、なくなっている・・・。
そしてここがかつて屋敷があった場所である。
道の反対側の階段からのカット。
フェンスが邪魔であるが、階段中央の高さに建っていた。
腹切坂方向。国道の拡張工事中である。
廃屋の面影はもはや無い。
長崎市と諫早市を結ぶ大昔からの道に
日見峠というところがあります。
その通り沿いの網場(あば)というところに
卸センターに抜けるトンネルがあるのですが、
そこのそばの他より一段高いところににぽつんと一軒、
廃屋がありました。
ここが有名なスポットだったのです。
だった、というのはこの日見峠、
ただいま道路の拡張工事の真っ最中で、
その影響か、2~3年前に更地にされてしまい、今はもうありません。
私が昔体験したことも含め、知っていることをお知らせします。
廃屋といわれてますが比較的に新しい建物で一見幽霊屋敷には見えない、
しかし地元ではあまりにも有名。
長い間借り手がつかなかった。
敷地前の門は跨げばらくに越せるのになぜか鎖で何重にも巻かれ
南京錠がかけており、丁寧に有針鉄線で張りめぐらされている。
夜中肝試しにいくと突然誰もいないはずの
家の玄関のあかりが突然パッとつく。
家下の車庫で洗車している人を見かけたが、
翌日みたらその車は動くはずもないボロでほこりまみれだった。
近くは昔獄門でひっそりと祠があるらしい。
ここに肝試しに入った大学生のグループが壁一面から
染み出す血をみたとか、
ちり-んの言うかねの音と ともにお地蔵様が現れたとか、
そこに泊まってふと目覚めると部屋一面女性の髪の毛で
覆われていたとか・・・
私の世代の間では結構有名な話です。
ちなみにそこ、昔の刑場跡だったそうです。
怖い話「日見峠の廃屋」