三途の川?

怖い話

投稿者:紅のプー太郎さん

小学校の低学年だった頃、ただの風邪だったはずがコジらせて、
町医者の治療ミスもあり救急車で病院へ担ぎ込まれました。
3日間ほど意識不明で大騒ぎしていたらしく、当の本人は呑気に夢を見てました。
所々に花畑みたいなのがあるダダっ広い草原で、
同年代の子供達と追いかけっこをやっており、
近くに幅が3mくらいの川が流れていて、
橋が掛かっていたんですね。
その橋を見知らぬ大人達が、
うつむき加減で列をなしてゾロゾロと渡っていて、
対岸は真冬の草原みたいに枯れ草に覆われ、
所々に枯れ木が立っていて空には灰色の雲が広がってました。
走ってる俺は何かの弾みで、バランスを崩して転倒した途端、
辺りは真っ暗闇になり、気づいたら病院のベットで寝てました。
考えてみると、あの川は「三途の川」とゆうヤツで、
橋を渡ってた方々は亡くなられた方々だったんじゃないでしょうか?

そして遊んでいた子供達は、
俺みたいに死ぬか生きるかの瀬戸際だったと思いますけどね。
現在、あの時いた子供達は、

一体何人生き残ってるのか?、少々気になる次第です。

次へ   メイン
タイトルとURLをコピーしました