投稿者:むっちさん
小学校の先生から聞いた話です。
夜、その先生は帰宅途中に、あるトンネルを車で通っていました。
そのトンネルは昔からよく「でる」と言われていたトンネルなのですが、
車がトンネルの中頃まで来ると、前方の歩道に人が歩いているのが見えたそうです。
あまり人が通るようなトンネルではなかったので、不思議に思いよく見ると、
迷彩柄の服を着た、兵士ような男がひとり、歩いていたのです。
その時点で先生は
「あ~出ちゃったなぁ・・・」
と、覚悟して通り過ぎることにしました。
通り過ぎざまにその兵士の顔を見ると、 目は無く、
かわりに細い線のようなものが引かれてあったそうです。
昔そのトンネルのまわりには対米用の大砲があり、
今もまだたくさんの防空濠が残っています。