友人のこっくりさん話

怖い話

友人のこっくりさん話

投稿者:ヒガポンさん

これは、友人から聞いた話です。
小学校時代、女の子が3人でこっくりさんを
昼休み時間中にやってたそうです。
それを見た俺の友人が
「バーカ、そんなもん、信じるから、馬鹿なんだよ!」と

女の子をののしったそうです。
女の子は「なによ!いつも、そうやって
、いじめるんだから。」と言って、

また、こっくりさんをはじめたそうです。

そして、何分かして、その女の子が悲鳴をあげたらしいんです。
友人も何事かと思い、女の子を取り囲みました。

「勝手に動いてるの。何もたずねていないのに」

すると、ある言葉ができてきました。

「ふ・く・ろ・を・も・つ・て・こ・い」

必死になって女の子は訪ねました。

「何をするんですか?」
「こ・ん・や・く・び・を・い・れ・る」

「!!」
やっている女の子達はみんな泣きじゃくって、
すごい顔になってたそうです。

「誰の首ですか・・・」
言葉にならない質問をしたら なんと、
さっき馬鹿にした友人の名前になっていったそうです。
さすがの友人も怖くなって、
こっくりさんをしていた机をひっくり返したそうです。

その夜、友人は寝られなかったそうです。

寝てしまったら、死んでしまうのではないかと。

そのことを友人は、霊媒師の彼のおばあさんに話したそうです。

「そんなこと、あったんね。だめよ。遊び半分で、そんなことしたら」

といって、仏壇の置いてある部屋に友人を連れて行き、

ずっと一緒にお経を読まされたらしいです。
夜の2時頃、さすがに眠くなった時、部屋中がバリバリいいだして、
おばあさんに 「しっかりせんね。」と怒られて、
ずっと、日が昇るまでお経を唱えたらしいです。
それ以来、学校でこっくりさんをする事もなくなり、
友人も決して馬鹿にしないと言っていました。

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