姉の学園七不思議

怖い話

姉の学園七不思議

投稿者:裕之様の野望さん


姉の通っていた女子高は埼玉県の某市にあり
そこは昔から小江戸と呼ばれています。

(多分、埼玉県に通っている人はお分かりになると思います。)
さて、問題の七不思議なのですが、
七不思議と言っても本当に七つ全てわかっているわけではありません。

やはり、七つ全て知ってしまうと呪われてしまうらしいのです。 私が姉から聞いた七不思議から、
姉自身が実際に体験した恐怖体験を今回はお話します。
姉は音楽部に所属していたため、その日は、
いつにも増して帰りが遅くなってしまい、夜の10時を過ぎていました。
外は真っ暗、おまけにバスは1時間に1台で
バスがくるまで1時間近く待たなければなりませんでした。

困った姉は仕方なく駅まで走って帰ることにしたそうです。
今から思えばあの時バスで帰れば
こんな恐ろしい目に遭わなくて済んだのかもしれません。
駅の近くまで歩いてくると前方の方から
老夫婦が姉のほうに向かって歩いてきました。
この時はまだ普通の老夫婦がこんな遅くに歩くのか、
ぐらいにしか思っていなかったそうです。
そして、歩き去ろうとしてその老夫婦と目が遭うと、
信じられないことが起こったのです。
なんと、目が合った瞬間、
その老夫婦はいきなりよつんばいになって、
老人とは思えない速さで姉のほうに向かって
突進してきたそうです。

姉はびっくりして怖くなり全速力で逃げ出したそうです。
ようやく、駅までくると先ほどまで追いかけてきた
老夫婦の姿が見えなくなりました。

普通の老人が、ましてや普通の人の尋常な行動とは信じられません。

そんなことはこの世の人間には出来ないはずです。
次の日、姉はそのことを友人に伝えたそうです。
すると、

「あんたね、それ、この学校で伝わっている七不思議の一つらしいよ。

なんだかさ、結構その老夫婦、この辺じゃあ有名らしいよ。」

と友達から言われたそうです。
なんでも、この老夫婦、姉が入学してくる前から
よく学校の近くで目撃されていたそうです。

だからわりと有名人(?)なんだそうです。
その後、姉は卒業するまで2度とその老夫婦には
遭わなかったそうです。
姉が話すにはやはり、小江戸という特殊な土地が
そういった霊を招くのではないかと言っていました。
でも、老人が全速力で自分のほうに向かって
走って来られたらそれだけでも怖いですよね。

ましてや、この世のものでないものだとしたら、なおさら…。


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