投稿者:ボイボイさん
私の母の友人が住んでいた家は借家だったのですが、
その人 (以後Yさん)が住むまで幽霊屋敷とよばれていたそうです。
ト トロの家みたいな感じの大きな家でしたが、
大家さんは別な場所に家をたてて住んでました。
最近、Yさんの子供の話から、そういえば…ってかんじで
幽霊屋敷だったということを聴いたんです。
Yさん一家は心霊なんか信 じなかったので、
どんどん手をいれて家を住みやすくしていったんですが、
何回なおしてもなおらない箇所がある。
書斎の前 にある仏壇の扉が、夜、勝手に開くらしいのです。
風もないのにふわーっと…。
Yさんは「古いから、何度なおしてもここだけはだめねぇ」
なんて笑っていたらしいです。
私が遊びに行っていた時も、なんか変な音がしたりして、
今考えると不思議なことが多い家だったんですが。
全部「古いから」の一言ですま していたYさん一家はすごいです。
そういったものたちも根負けしたのか、
その後Yさんが引っ越したあとに入った私の従姉妹の時には、
別段なーんにもおきなくなっていたそうです。