投稿者:ひまわり三十郎さん
去年の十一月頃の出来事です。
自己の健康管理のため寝る前の運動として
自転車で十キロほど走り回っていました。
調度、自宅から五キロほどのところにホームセンターがあり
そのすぐ裏に走る高速道路の高架下が街灯もついており
休憩をとるのに都合のよい環境でした。
あたりには民家はなく聞こえるのは時々
上の高速道路を走る車の音だけです。
夜の10時30分くらいだったと思います。
いつものようにその高架下にて休息を取っていたときです。
たばこに火をつけようとした時に上の高速道路から
もの凄く大きな車の走行音が聞こえてきました。
調度上がトンネルの出口になっているので
音がよく反響するのかなとおもっていたら
その走行音にかぶるようにこれ又大きな男の声で
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
それはもう高架下全体が振動するくらいに
またそれと同時に嵐のような風が吹きました。
(立っているのがやっとでした)
男の声と車の走行音が僕の真上を通過したのでしょうか?
すぐに静寂が戻りました。
(こりゃーやばい!)と思った私は一目三に逃げ帰りました。
翌日、また同じ場所へいってみました。
なんかいるという確信はありましたけどね。
びびりながら昨日と同じ場所へさしかかったとき
自転車の荷台?耳元?のすぐ近くで女の声で
うふふふふ
とほほえみかけられたのです。
(こりゃーたまらん)と思った私は半分泣きっ面で逃げ帰りました。
逃げて行く私の背中の方からさっきの声で
あははは
と罵る笑い声が聞こえました。
その後、僕がその場所を通ることはなかったのですが、
友達と肝試しがてら一度いってみたのです。
話を友達に聞かせて現場に着いたら友達はギョッとして言いました。
この場所前に高速道路から乗用車が転落して
人が死んでるところですよ!!