投稿者:蜜鮫ヨシテルさん
小学校3年の時、一人旅に出かけました(なんて無謀な)。
行きは全然平気だったんですが、帰りは雨が降っていたし、
駅2つ分くらいしか家から離れていないので親に迎えに来てもらいました。
雨が降っていたからか、けっこう渋滞していました。
「下りの車線は混んでるのに、上りの車線は車が一台も通らないなぁ・・・。」
雨が降る中、窓の外をボ~っと覗いて車が一台も通らないのを
不思議に思っていました。
少しずつ車が動き出すと、その謎も解明出来ました。
なんと、仕事帰りらしきおじさんが血だらけになって、
反対車線で倒れていました。
「お母さん!おじちゃんが倒れてるよ!」
「あら、本当ね。」
「大丈夫かなぁ・・・早く救急車呼んであげようよ。」
「ハハハ、大丈夫よ。きっともうダメだわ、あの人。」
な・・・何いってるんだろ・・・。
「え?もうダメなの?」
「うん。もう死んでるよ、あれは。」
そんな会話を車内で交わし、家路に着きました。
あれはひき逃げだったようです。
それと「大丈夫よ」っていうのは救急車を呼ばなくても
大丈夫って事だとおもいます。
初めて人が死んでるの見ました(身内以外で)。
その時の母はかなり怖かったです・・・。