投稿者:ウィスプさん
私は小学三年生くらいまでは「分かる」人間でした。
見ることはできないのですが、「聞く」と「感じる」の方は
感度バリバリで、声が聞こえるとか寒気がするなんてのは
日常茶飯事でした。
しかしそれも成長とともになくなっていき、
最近は全くなにも感じなくなってました。
そう、最近までは。
ある日部屋でくつろいでいると、「ウィスプ!(本当は本名で)」
と二十代くらいの男の声で名前を呼ばれました。
うちにそんな年頃の男性はいないので、
最初は空耳だろうと思ってましたが、
それが何度も重なるうちに、「ひょっとしてこれは・・・」
と思い始めました。
よく言うでしょう?知らない人が自分を呼んだらそれは霊の声だって。
その声は厳しいけれど悪意はなく、
親や兄が子や弟をたしなめるような口調だったので
守護霊などの好意的な霊だと思います。
(悪霊だと地獄の底から響いてくるような声で呼ぶらしい)
その日を境にだんだんその手の物が聞こえたり、
分かったりするようになってきました。
最初のうちは「お、なんかカッコイイじゃん」と思っていたのですが、
そのうち「ちょっとこれは・・・」なモノまで感じるようになってきて、
今は「こんな力もういらん!」って感じです。
ちょっと聞こえて感じるくらいでこんなんなのだから、
もっと本格的に見えちゃう人ってさぞ大変なんだろうなと思います。
追伸
これ書いてる時も近くに寄ってきてるのが分かります。
気温30度のなか鳥肌たちっぱなしですし・・・。