あざ

あざ 怖い話
あざ

あざ

投稿者:宝塚過激団さん

職場の同僚Hさんからきいたはなし。

前に投稿した’携帯圏外’と同じところでの話です。

何年か前、職場の人たちとHさんは肝試しにいったそうです。
そこは大阪北部I市の山間部で、R峡という、
峡谷とは呼べないようなちゃちい峡谷があるんですが、

そこへいく手前の左の山の上にある寺に行ったそうです。

その寺の境内にはなぜかチンチン電車がおいてあるそうです。

さて、その肝試しには一人バンドマンで見えるひとが混じっていました。

ほか2人は、見えないから境内中をうろつきました。
そのバンドマンの人が”チンチン電車の中におる”と
言うのもきかずに、チンチン電車のなかにも入ったそうで。
2人は、見られへんまま、帰ることにし寺の石段を下りたそうです。
そのとき、最後尾を歩いていたバンドマンが
なんどかつまずいてこけそうになりました。

Hさん「なにやってんの」

バンドマン「・・・うしろから押された」
そんなことがあって次の日、そのバンドマンは当日欠勤。
それから一週間休みました。

Hさんが電話すると、
「あれからずっと高熱が続いてて、
背中に手の形のあざが浮きでてきた」

ということでした。

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