投稿者:朝綺さん
つい最近のことです。
その日一時間目は空き時間だったので寝不足解消のために
寮の自分の部屋で寝ていました。
浅い眠りにつきかけた時にそれは起こりました。
ベッドの上で寝ていたのですが何かが私の首をつかんで引っ張るのです。
しかも、下に・・・。
身体はベッドの上なのに下へ引っ張られている。
よく考えてみると、引っ張られているのは身体ではなく幽体のほう・・・。
明るいところで寝ることができない私は目のところに
アイマスクか黒のヘアバンドをのせて寝ています。
その日はアイマスクを洗濯して干していたのでヘアバンドをのせていました。
そのヘアバンドがずれていたらしく私の目はその隙間から
外の世界を見ようとしました。
その日は晴れで部屋中が明るかったはずなのに暗い・・・。
それは暗いのではなく黒かったのです。
しかも、私を見下ろしている視線・・・。
その時、幽体は上半身(腰まで)が肉体とはなれていました。
死を覚悟した時、私は初めて気を失っていました。
気がつくと、私は生きていました。
起き上がってふとベッドをみると、いつも腕に着けているはず
(たまに寝ぼけて寝ているときにはずす)
の数珠が私の腰のあたりに落ちていました。
その数珠のおかげで私は助かったのだと思いました。
余談ですが、幽体離脱したり霊が憑依するときなど、
首の後ろの風門という所から出たり入ったりするそうです。