投稿者:屋敷サカエさん
年に1・2回とっても霊が見えやすい日が私にはあります。
そんな一日の話です。
明日は会社の納涼バーベキュー大会。
早朝の場所取りに私が任命されました。
仕事を早く終わらせ、下見の為同僚を一人強引に連れて
会社を出発しました。…拉致です。
山道に入る手前で、道の傍で
3人程話し込んでいる人影が見えたので、少し避けて走ると助手席から
「何で、なにも無い所で膨らむ?」
「だって人が居たじゃン!」
「俺には何にも見えなかったゾ!」
まだ薄暗かったので、見間違える事はないはずなのですが…
しばらく走り、人家がまばらになり出すと辺りは真っ暗。
この時、車のライトに照れされた同じ方向に向かう自転車が一台。
追い抜き様に「足が細い女子高生じゃン!顔が見てみたかったな~」
助手席からそんな声が聞こえましたが、私は疑問に思いました。
…なんで、8月なのに冬服なの?
バックミラーには、もう自転車は見えませんでした。
一本道なのに…
目的地の手前に来た時、川の流れを見ようと車を停めて一人で降り
橋から下を覗くと橋の下(足の下の影)に黒い固まりが。
…目を凝らしてみると子供の後頭部に見える。
まぁ~見なかった事に!急いで車に戻り懲りずに目的地へ向かいました。
(無断で)駐車場に車を止め、河原へ二人で歩いて下りて行きました。
途中の竹やぶにフッと目をやると、白い布がヒラヒラ~
縦に横に揺れる布に、何故か黒い固まりが1コ上に付いてる!!
同僚も見えたらしく、下見を断念して走って車に逃げ込みました。
こんなにたくさん、霊らしきモノを見たので、
バーベキュー大会では社員の2~3人は、
川に流されるんじゃないかと期待していましたが
残念ながら何事もなく無事に終了してしました。