投稿者:静姫さん
2年前の話です。
そのころ私がつきあってた彼氏は車が好きで
自分でよく修理したりしてました。
ある日仕事用の軽自動車のエンジンが壊れました。
でもお金もないしエンジンの中古を探してみることにしました。
そして近くの廃車解体屋に行くことになったのです。
そこにはありとあらゆる事故車が置いてありましたが
とにかく私は嫌な気分になり、早く帰りたくなりました。
常に誰かに見られてる気がしたからです。
しかし彼は気にせず、とうとうそこでエンジンを譲ってもらうことになりました。
次の日、朝から晩までかかってエンジンを積み替えた後、
彼はとても疲れた様子で帰ってきました。
「となりの廃車から誰かが見ているようで気になった。
それに解体屋のおやじの態度はとても悪い。
作業も思ったより手間取った」
このようなことを言ってました。
さて、その車はそれでも調子が悪くそれから三日後に・・
彼は交差点で正面衝突されたのです!
幸い頭を数針縫うだけで済みましたが車は廃車となりました。
せっかく苦労してエンジンを積み替えたというのに。
実は後で気づいたのですが、そのエンジンを取ったほうの車も、
全く同じところをぶつけてあったのです。
それからしばらくして相手から見舞金が届いたのですが
なぜか結婚式用の祝儀袋に入っててムカつきました。
怖くなったのでそれからは新車にしたようです。
でもこれはやめといたほうがいいとか、
直感的にわかることでもあったので気をつけるべきでした。