投稿者:はなさん
確か私が高校生の時のことだったと思う。
夜の何時だったかは思い出せないが、
外はすっかり暗くなっていた。
私と父、母の3人が外出先から帰宅し、自宅の玄関に入って
鍵を締めて部屋に入ろうとした時のこと。
玄関のドアのノブがゆっくりと回りった。
そしてゆっくりともとに戻った。
父と母がその様子を見ていた。
(私自身は反対側を向いていて見ていなかった)
誰か来たのかと思い父がドアを開けて外の様子をみた。
外には誰もいなかった。玄関に続く門扉も閉まったままだ。
この門扉は閉開の度に特徴のある音をたてるので
部屋の中にいてもすぐにわかる。
その音もしなかった。
玄関のドア横には木がたくさん植えてあり、
誰かがそこを通って逃げるのにも手間がかかる。
父がドアを開けたのはノブがまわってすぐである。
玄関のドアの外側のノブは動物が触って動くものでもない。
結局それ以降は何もなかった。誰が玄関をあけようとしたのだろう?