投稿者:GO!GO!暇人さん
またまた弟のお話です。
数年前の夏のことです。
弟が友達のC君D君(仮)と3人でとても広い公園で夜に
花火をして遊んでいた時のこと・・・
花火も終わり、ほどよく酔っ払っていた3人は、
写真を撮って遊び始めました。
池の前、オブジェの前、ベンチの前・・・とにかく何枚か
色々な格好で思いっきり撮り、その日はお開きに。
数日後、写真を持ってきていたC君から現像ができたと
連絡が入り、3人で写真を見ることに。
何枚目かの写真を見た時、弟ははっとしました。
その写真にはC君の回りを取り囲むようにして、
白い煙のようなものがはっきりと映っていたのです。
「何やろ、これ?」
弟の問いに、D君は
「花火の煙が残っとったとやろ?」
しかし花火が終わって煙がすっかりなくなった頃に写真を撮ったはず。
弟は頭をひねりながら、とりあえず納得しました。
次の写真を見た途端、3人は
「あっっ!!!!」
同時に声を上げました。
そこに映っていたのはジャンプしているC君、
その前に立っているD君でした。
しかしそのジャンプしているC君の足が片方膝から下が
なくなっていたのです。
しかもC君が右手をグーにして上に突き出している
その先には、暗闇にぼんやりとうつる男の顔が・・・
その顔はまさにC君になぐられ、『痛いっ!!』
とういうような苦痛に歪んだ顔をしていたそうです。
(ギャグではありません。本当です!!)
一瞬の沈黙の後、C君は
「俺、足まげて跳んでたけん、消えたように見えるとやろ。
この顔みたいなのも煙の残りが顔みたいに見えるとやろ。」
と、D君もそれで納得。しかし弟は、まじまじと
その写真を見つめ不自然なことに気がついたのです。
C君の膝が曲がっていたとしたら、ハーフパンツも膝あたりが曲がるはずです、
しかしその写真のC君のハーフパンツは曲がっておらず、
本当にただ膝から下だけ消えているように見えたのです。
顔もあまりにもはっきりと映りすぎているし、人がもしいたとしても、
C君はベンチの上からジャンプしていたので、3メートルぐらいの身長がなければ
その場所に顔があるのはおかしい。
「やっぱりおかしいばい。お払いした方がいいちゃないと?」
弟は言いましたが、2人は気にすることなくその日は帰りました。
それから数日後のこと、C君から連絡がありました。
その電話の内容とは、『足を骨折した』というものでした。
しかも骨折したのが写真で消えていた方の左足だったのです。
「やっぱりお前お払い行けって!!」
「大丈夫大丈夫、Jちゃん(弟)気にしすぎって!」
C君はバイクの事故で左足を骨折しましたが、命に別状はなかったようです。
それから数週間後、またC君から連絡がありました。
今度はかなり暗い声で・・・
「ばあちゃんが死んだ・・・・」
と・・・・・
数日前までは元気だったC君のおばあちゃんが、
突然原因不明で倒れられ、そのまま帰らぬ人になったとうことでした。
さすがにC君も少し参ったようで、言葉少なに電話を切りました。
そしてなんとまた数日後、C君から連絡が・・・
「親戚のおじさんが倒れた!」
亡くなってはいませんが、C君の叔父さんが
これまた原因不明で入院したということでした。
弟はもう本当にやばいと思い、急いでD君にも連絡をとり、
C君に公園で撮った写真を持ってきてもらい、
3人でお寺に行くと写真もろともお払いをしてもらいました。
それからC君の叔父さんも何事も無かったように元気になり、
C君の骨折も無事回復。
C君の回りで何か不思議なことが起こることもなくなりました。
私はその写真を見てはいないのですが、弟曰く
「すっごいはっきり映っとった。あんなの初めて見た。
あんたにも見せたかったーーー。」
怖くてそんなもの見れません。
しかしもっと早くお払いに行っておけば、
C君のおばあちゃんは亡くならずに済んだかも・・・と思うと、少し切なくなりました。
みなさんも変な写真を撮ったらお寺や霊能者の方に見てもらって、
やばそうならすぐにお払いをされることをお勧めします。
何か起こってからでは遅いのですから・・・・・