投稿者:メガバスさん
中学、高校、大学時代の友人が現職の警官をやっております。
彼らと飲みに行くと決まって幽霊の話になります。
殺人、自殺、事故等死体を見る機会が多い職場ですので
自然と見る確率が高くなるそうです。
一種の職業病でしょうね(苦笑)
彼らが口をそろえて言うには「幽霊は、たしかにいる」
そうです。
自分や同僚、事故検分での事情聴取等で
結構情報が入ってくるらしいです。
(最も本丸の桜田門は公式には認めていませんが)
今日はそのうちの一人、A君の証言を紹介します。
彼は小さい頃から車好きだったので現在某府警の
交通機動隊(通称交機)でパトカーに乗っています
彼が管内のパトロール中不思議なことに気がついたそうです
Kトンネルという直線のトンネル内での
単独事故が異常に多いのです。
このトンネルは市内と郊外を結ぶ小高い山を
くり貫いたトンネルで直線で見とおしが良く、
小学生が運転しても壁面に激突することなどない、
いたって安全なトンネルです。
このトンネルで雨の降る9月の夜1時ごろにドライバーが
トンネルの出口付近で急にハンドルを右に切って
側壁に激突する単独事故が続発しました。
何度か事故現場にかけつけて事情聴取すると皆
「赤ん坊・・がフロントガラスに貼り着いて前が見えなくなった」と言います。
彼は半信半疑で聞いていました。
恐らく深夜で疲労のため幻覚を見たのだろう。。
としか彼は思いませんでした。
ところが・・・・
とうとう、そのトンネルで死亡事故が発生しました。
側壁に激突した車内からドライバーが投げ出され
後続のトラックに踏み潰され即死しました。
幸い、事故車が大破せず残っており現場検証の後、
事故車は所轄署に搬送し保管しておりました。
彼は翌日は非番でしたが妙に事故の事が気になるので
署まで行って事故車を検分したそうです。
9月でもまだ暑さが残る頃で朝からセミの声がうるさかったそうです
署について例の事故車を一目見るなりA君は鳥肌が立ったそうです
事故車の・・フロントガラスには・・くっきりと・・
産着を着た乳児の型がフロントガラス一杯についていたそうです
髪の毛も一本一本肉眼で判るぐらいでしかも
ハイハイした跡までついていたそうで・・その状況を
彼はカメラに取り上官に報告しましたが
調書には彼の報告は一切載らなかったそうです。