死んだのはあいつらだ!

死んだのはあいつらだ! 怖い話
死んだのはあいつらだ!

死んだのはあいつらだ!

投稿者:hanaさん



さんは、友達3人と恋人のBクンと一緒に
温泉に行くことになった。
Aさんは電車で、友達3人は車で、Bくんは後から車で行く。
当日,Aさんが温泉に到着すると友達3人はもう着いていた。
Bくんは仕事のためまだ来ていなかったが、
Aさんと友達は先に温泉に入ったり、
近くのゲーセンで遊んだりしていた。
ところが1時間しても2時間してもBくんはいっこうに来ない。
Aさんが心配しているそのとき電話が鳴った。
「Aさんですか?警察のものです。
先程Bさんが車と衝突してお亡くなりになられました。」
Aさんはすぐに旅館をでようとした。
すると友達は「今は行かないほうがいいよ。
行ったって人がたくさんいるだろうしAも一緒に
あの世へ連れてかれちゃうよ。明日にしよう。」
とAさんを止めた。
Aさんはしょうがなく明日の朝一に旅館を出る事にした。
その日の夜中,「トントン,トントン」
部屋の扉を叩く音がした。
AさんはもしかしたらBくんの幽霊かもしれないと思い
布団に潜り込み、扉をあけなかった。
でもあまりにしつこいのでAさんは扉を恐る恐る開けると、
そこにはBくんが立っていた。
「幽霊!」
とAさんは叫んだ。だが・・・
「俺は死んでない。だから幽霊じゃない。
死んだのはあいつらだ!」
Bくんは友達の寝ている方を指差した。
部屋のほうを振り返ると、
もうそこには友達3人の姿はなかった。

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