投稿者:いいぬめさん
もう、15年も前のことです。
長く患っていた祖母の通夜。
独りで夜通し祖母に付いていた時の話です。
長い夜があけ、朝日が差し始めた朝の5時頃。
読んでいた本からふと顔を上げると、天井から
軽く丸めたティッシュペーパーのようなものが
スーと落ちてきて、祖母の遺体の上に落ち、
カサカサと音を立てて向こう側に落ちました。
ハッと思い探しても見つかりません。
よく考えてみると板貼の天井から、
ティッシュペーパーが落ちてくる訳はありません。
怖いと感じるより、不思議と思う体験でした。