投稿者:紳之介さん
20年ほど前の話ですが。
デートの後彼女を送っての帰り道なんですが
市街に出て帰るのと、霊園を突っ切って帰るのでは
30分以上違うので霊園ルートを使うことにしました。
街道からトンネルを抜け、いざ霊園の道・・・・
ふと助手席の上に視線を向けると、
半透明のナタデココみたいな
丸い発光体が乗っていました、
怖さのあまり加速して霊園を抜けようと走っていると
花屋や石材店のある正面入り口の電話ボックスのところで
発光体は消えていきます。
悪意は感じなかったのでその後5回ほど
同じルートで同じ経験をしました。
後日彼女と発光体が現れる辺りの墓石を見て回ったところ、
新しい墓標が有り納骨されて間もないことが判りました。
電話ボックスの所まで6回ほど乗せたことに成りますが、
恋人か誰かに話したいことが有ったのでは・・・
と思いました。