投稿者:源さん
今年の一月頃、部活の仲間数人で広島県北へスキーに行きました。
その時の話、昼間は滑って夜は暖炉を囲み皆で飲んでいました。
幸い、止まった所はコテージだったので深夜まで騒いでも誰にも怒られませんでした。
じきに夜は更け、そのうち皆寝てしまいました。
明け方に尿意をおぼえて目が覚めトイレに行ったついでに外に出て見ました。
薄暗い中、雪明りで光っている地面に足跡がついていました。
「熊か?」と思えるほど大きかったのです。
しかし・・・足跡が一つしかないのです。
奇妙に思いつつ再び戻って寝ました。
そしてチェックアウトする時、宿のロビーに絵がありました。
その絵のタイトルは「一本ダタラ」
雪の中に出る一つ足、一つ目の妖怪です。