大黒石
道路の端に大きな岩がある。
大黒石
鎌倉時代の初め、佐伯山の僧兵と、七会の徳蔵寺の僧兵が
その勢力を争って戦った。佐伯山の僧兵は戦いに敗れて
佐伯山山頂近くまで逃げのび、山上にあった大黒石をころがした。
徳蔵寺の僧兵は、ころげ落ちる大黒石の下じきになり多くの
死者が出たため、佐伯山の僧兵は、あやうく難をのがれることが
できた。大黒石は、そのときここまでころげ落ちて止まったと
いわれてます。この大黒石の中ほどに小穴があり
大黒のおへそといわれ、このへそに小石を三度つづけて投げ
そのうち一つでも入れば、幸せがあると伝えられています。
佐伯山の山上にあったと…
位置的にはおかしくないです。
一周すると亀みたいな感じの大岩です。
なぜ石なんでしょう…。
ただ、僧兵の血を吸った石となりますよね。
ちなみに大黒のへそ。
石を三回投げて…二回入りました。