国王神社
祭神は平将門である。将門は平安時代の中期、
この地方を本拠として関東一円を平定し、
剛勇の武将として知られた平家の一族である。
天慶3年(940)2月、平の貞盛、藤原秀郷の
連合軍と北山で激戦中、流れ矢にあたり、
38才の若さで戦死したと伝えられている。
その後長い間叛臣の汚名をきせられたが、
民衆の心に残る英雄として、地方民の
崇敬の気持は変わらなかった。
本社が長く地方民に信仰されてきたのも、
その現れの一つであろう。
本社に秘蔵される将門の木像は
将門の三女如蔵尼が刻んだという伝説があるが、
神像として珍しく、本殿とともに茨城県文化財に指定されている。
お参りしていきました。
実は国王神社の周辺に平将門の首を切ったという
場所にある首切り地蔵があると、探しにきたのですが…
どこにあるかはっきりわかりませんでした。
写真は近くにあった観音像。
最近国王神社では平将門の木像が
御開帳されたようである。
社殿の中にその木像の写真があった。