各参考書でははっきりと刑場の場所はわからない。
とあったが、京都の西の処刑場跡は現在ここが跡地と言われている。
とある一角に塀に囲まれた墓地がある。
ここが西土居処刑場跡（西の京処刑場跡）と言われている。
なんだか地蔵が最近新しくなったようですね。
三界万霊之塔
無縁墓地や、由緒のわからない忌み地にもあったりする。
すぐ隣に紙屋川が流れている。
ある書籍には川沿いにあるとあった。
墓地の奥には古い地蔵や墓石が。
このうちのどれかがもしかしたら昔からあった
処刑場の供養碑かもしれない…。
六角獄舎で処刑された平野國臣ら33名の勤王志士の遺体は
秘密裡にこの処刑場に埋葬された。
明治10年、京都府が西の京刑場跡にゴミ処理場を設けようと
工事に着手したところ、多くの人骨が発掘され、平野らのもので
あることが判明した。
京都府職員や有志が募金をし、遺骨は竹林寺に埋葬され、
今では毎年命日には法要、慰霊祭が行われている。
この墓地は竹林寺管理とのことである。
