屋敷サカエ氏レポート
静岡県焼津市
日本昔話しで、手綱が描かれていない馬が絵馬を抜け出し、
野山を自由に走り回った。
と言うお話しがあったと思います…
静岡県にも、同じ様な言伝えがある絵馬が奉納されているお寺があります。
今から約400年前の作品だそうです。
焼津市の「海蔵寺」境内には、幼稚園が併設されてます。
目指す「奉納絵馬」を探し、本堂を覗き込むと
沢山の絵馬が掛かっている中に、それらしい絵馬を発見。
勢いの良い絵に、一目でわかりました…でも、色剥げてるし
アップにしてみます。
「奉納繪馬 一疋 地蔵菩薩堂前」と記されています。
馬の両脇には、手綱と杭がしっかりと描かれてる。
「奉納絵馬」には手綱を描いた事によって
「つなぎ止めた」ことから「無事に帰還するように」と願掛けする為、
戦地へ赴く兵士の家族が、濡れた紙を絵馬にくっつけたと、
本には書かれていました。
色の剥げているのは、この紙を取った痕だそうです。
「NeoNATS」
静岡県心霊スポット