屋敷サカエ氏レポート
「高天神を征すれば遠州を征する」戦国時代、
武田家と徳川家の攻防戦が激しかった古戦場趾です。
ローカルの番組で霊能者の方が「ここは危険な場所です」と、
言い切っていました。
情報では、鎧武者を目撃したり、石段を登ると石が落ちてくるとか…
城趾の登り口に到着。ここに着くまでに、
茶畑で2時間迷っていました…さすが方向音痴!
鳥居をくぐり、一路「本丸趾」を目指します。
高天神社境内略図。
今いる所は「搦手門趾」です。
砂利の曳かれている道をひたすら歩くと、
前方に問題の石段が現れます。
噂では、石段を登ると、
それを拒むかの様に上の方から
石が落ちて来るとか。
確かに、誰も居ないのに細かい石がパラパラと…
体力の無さを感じながら、20分
(普通人は10~15分位らしい)
掛けてやっと中腹へ。
登って来た石段を記念に撮影。
途中に「三日月井戸」がありました。岩からしみ出す水で、
長い間ろう城戦ができたとの事です。(看板にイナゴ付)
本丸の手前で「石牢へはこちら」との案内板があったので、
先に見てみる事に…
が、看板は倒され、結界が壊されています。
石牢の中にもゴミが…
こんな事をする連中には、是非天罰を与えて欲しい。
細い山道を登りきり、やっと「本丸趾」に到着。
周りには、慰霊碑や石碑が建っています。
後ろを振り向くと、観光地でよく見かける立て看板が…
屋敷サカエ氏レポート
本丸趾のお社に「HPに写真を掲載させて頂きます」と、
お願いしました。
山道を下りふと横を見ると、バス停の待合室の様な休憩所が…
前記の番組で霊能者が
「奥のベンチにお婆さんの霊がいます」と言っています。
霊に話し掛けていた時、屋根に石が2つ落ちる音がしました。
霊能者も少し驚いたとか。
ちなみに、お婆さんの霊は「人を待っている」
「ここの場所は、皆が言うほど怖い所では無い!」
と、言っているとの事です。
…原物の前に立った私には、何も感じ取れませんでした。
大きな鳥居をくぐり「高天神社」の方へ向かいます。
しばらく行くと、木の柵で囲まれている「かな井戸」がありました。
ここでも霊能者曰く「この井戸には、お姫様が首を自ら斬ったか、
斬られて井戸に投げ込まれています」と言っております。
そして「決して木の柵の中には、例え冗談でも入っては行けません!
一緒に亡くなったお供の者が、守っていますから」
この言葉を覚えていたので、柵の外からの撮影だけに…
ちょっと身を乗り出して、井戸の奥の方も…さすがに底は見えません。
横の階段を登ると、高天神社ですが…た、高い!(泣)
階段下からのカットで勘弁して下さい!ここで終了。
まだ他の場所もありましたが、体がついてこないので…
奥に続く細道がありましたが、看板通りかなりきついガケです。
忠告!夜中に訪れるのもよいですが、
自分が地縛霊にならない様に!
そして、地域の遺産を大切にして下さい!!
「NeoNATS」
静岡県心霊スポット