ムクの木

ムクの木 心霊スポット
ムクの木

屋敷サカエさんレポート

東京都文京区小石川
善光寺坂に都の銘木に選ばれているムクの老樹があります。
霊狐が宿っていると云われ、道路拡張の時も、
道をふたまたにしてよけて通るようにしたそうです。
枝を切ると祟りに遭うとも伝えられていますが、
空襲のおり2/3が焼失したそうです。
ムクの木
東京ドーム近くに位置する善光寺坂。
その途中にムクの木はあります。
ムクの木2
老樹の中央にはしめ縄が巻かれています。
霊狐が宿っていると云われるだけあり、
圧迫感が違います…
※2枚合成につき若干ズレあり(汗)
ムクの木3
坂の上からのカットです。
木を避けて道が通っているのがわかります。
ムクの木4
手前には慈眼院・沢蔵司稲荷があります。

~案内板より~
———————————————————-
伝通院の学寮に沢蔵司(たくぞうす)という修行僧がいた。
僅か三年で浄土宗の奥義を極めた。元和六年(1620年)五月七日の夜、
学寮長の極山和尚の夢枕に立ち「そもそも余は千代田城の内の
稲荷大明神である。かねて浄土宗の勉強をしたいと思っていたが、
多年の希望をここに達した。今より元の神にかえるが、永く当山(伝通院)を
守護して恩に報いよう。」と告げ、暁の雲にかくれたという。
そこで伝通院の住職廓山上人は、沢蔵司稲荷を境内に祀り、慈眼院を
別当寺とした。江戸時代から参詣する人が多く繁栄した。
———————————————————-
ムクの木5
お寺の奥に進むと鳥居が立っており「霊窟(おあな)」
と呼ばれる場所があります。
~案内板より~
———————————————————-
『東京名所図会』には「東裏の崖下に狐棲(狐の住む)の洞穴あり」
とある。今も霊窟(おあな)と称する窪地があり、奥には洞穴があって
稲荷が祀られている。
———————————————————-
ムクの木6
鳥居をくぐった所にもう一つ看板がありました。

~案内板より~
———————————————————-
昔は此のお山にも神使として白狐が棲息していましたが、
現在はその霊狐のお穴として祀られて澤山の白狐の姿を
お供えします。自然に数が殖えて時には傷むこともありますので、
此の塚に埋蔵してお粗末にならぬようお祀り致しました。
心当たりの方にはお参り下さい。
お守り頂けることを信じます。 敬白
———————————————————-

最後に…~案内板より~
———————————————————-
伝通院の門前のそば屋に沢蔵司はよくそばを食べに行った。
沢蔵司が来た時は、売り上げの中に必ず木の葉が入っていた。
主人は沢蔵司は稲荷大明神であったのかと驚き、
毎朝「お初」のそばを供えいなりそばと称したという。
———————————————————-

沢蔵司 てんぷらそばが お気に入り~古川柳~
「NeoNATS」

東京都心霊スポット

タイトルとURLをコピーしました