東京都内都心部の日本橋
ここに江戸時代の刑罰、晒し刑が行われていた晒し場があった。
(江戸中期~末期まで)
野村證券の前あたりがその晒し場の辺りである。
あと鋸挽きという刑罰もここで行われた。
鋸挽きとは顔だけ地中から出した状態で埋め、
そばに竹製の鋸(のこぎり)を置いて一般市民にひきたい人がいたら
ひいてもよい、という公開処刑であった。
実際に一般市民が行った例もあるが江戸時代にはなく、
形式だけとなってここで晒しと同じような状態(穴晒)になったあと、
磔(はりつけ)になったという。
現在は滝の広場あたりである。
晒し場であったことは何も残っていない。