南原寺 七不思議のひとつ
いつの日か善男善女のゆきつく苦難の道を案じ・・・
さすれば響くなる地蔵
270年前 永賀大阿闍梨が108ヶ日五穀を断ち、
一刀三礼の作法をもっと造立された。
なる地蔵さんはここ南原寺に安置されている。
これが鳴る地蔵さんのお堂。
—–看板より—–
なる地蔵尊は今から約240年前に第65世永賀僧正によって建立されました。
地蔵様の頭を擦ると響く音がする事から「鳴る地蔵さん」と呼ばれ親しまれています。
又、「鳴る」とは、「成る」すなわち「成就する」という意味とも伝えられています。
昔から音のなる地蔵さまの頭を擦った手で自分の患部を擦ると病気が治ると伝えられ、
首上病 特に脳に関係する病、頭が聡明になる等のご利益に多大で
現在では、ぼけ封じ、学業向上、合格祈願、病気平癒など霊験あらたかな地蔵様として
多くの参詣があります。
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270年前の地蔵様ということでもっと古いものを想像していたが・・・。
早速地蔵さんの後ろに回り頭を擦ってみる。
かすかな音が鳴り響いている。
お地蔵様は安らかな顔で私を見つめていた。