朴の木(ほうのき)。
山梨県の神社にあるご神木。
触ると祟る、場合によっては死に至るという噂がある。
神社の看板から抜粋するとこうある。
本殿の裏にある神木の朴の木は、二千数百年を経たと
いわれており、幹は幾度か枯れては根本から発芽し、
現在に至っている。
この朴の木は、日本武尊がこの地に憩った折り、
杖にしたものが発芽したものと伝承されている。
古来からこの神木を疎かにすると、不詳の事件が起きると
信じられているので、神意に逆らわないようにしている。
本殿裏の方にきた。
石碑の裏の木がご神木のようである。
石碑には「山神」とある。
なんだか厳かな気分になりますね。
そして、こちらが切株になった朴の木
ここからさらに発芽して現在のご神木となっているようだ。
さて、「触ると死ぬ」という噂の根拠になったのがこれである。
ご神木の裏を通る鉄道。
こちらの鉄道に朴の木の枝がかかってしまうため、
枝を切断したとこと、枝を切った人が死んだというものだ。
以来鉄道会社で枝は切らずに、
鉄道を鉄柵で囲んで視界に問題ないようにしている。