三義民処刑場跡

三義民処刑場跡
石碑そのものは古いものの、周辺は近年整備したらしい。

三義民刑場跡
万石騒動は、正徳元年（1711）安房の国北条の
領主、屋代越中忠至の家人川井藤左衛門が領内を
巡視不作にもかかわらず、重税を課したことにより、
領民は負担に耐えず、しばしば減税を訴えたところ、
忠至はそれをききながら代官藤左衛門に任せたままで
あったので、藤左衛門は私利のため領民に
忠至の意を伝えず、ために農民の騒ぎは増すばかり
であった。正徳元年11月26日薗村名主五右衛門、
湊村名主角左衛門、国分村名主長次郎を斬刑に
処して鎮圧をはかった。その供養塔及び処刑地は、
当時の農民一揆を伝える生々しい史跡である。

義の伝承碑
千葉県心霊スポット