投稿者:なおっちさん
これは、私が実際に体験談です。
私(N)はその頃、まだ小学6年生で、
お婆ちゃんっ子だった私は学校へ行く前と後は
必ず祖母の部屋に入り浸っていました。
祖母は優しく、いつも私をかわいがってくれていました。
ある日、祖母は体調が良くないと病院へ検査に行きました。
即入院といことではなかったのですが、
内臓が弱っていたらしく体内の検査をしたそうです。
しかし、検査で飲んだバリウムを排泄する力がなく
バリウムが体内に残り、便秘のような状態が
幾日か続いていました。
ある朝、私はいつものように祖母の部屋へ行き
「学校に行ってくるね!」と挨拶をしました。
そこで祖母は奇妙なことを言ったのです。
「Nちゃん、元気でね。お婆ちゃんのこと忘れんでね。」
変な感じはしたものの、私は幼かったせいか気に留めず学校へいきました。
その日、私が学校に行っている間に祖母は他界しました。
原因は体内のバリウムが何かの拍子に喉まで上がり
呼吸ができなくなったための窒息死でした。
でも、私には疑問が残りました。
窒息死とはいわば、事故のようなもの・・・。
何故、私に祖母があのようなことを言ったのか・・・。
祖母に何らかの「お告げ」があったとしか考えられません。