投稿者:春二番(旧・数学的解析)さん
今年、父方の祖母が亡くなって20年になりました。
そして、最近思い出したことがあります。
自分が幼稚園に行く前のことです(年齢が判ってしまいますね(笑))。
ある日祖母と家で留守番をしていました。
二人で居間に居り、祖母は何か家事をしていたと思います。
自分は何気なく土間の方(昔の家だったもんで)を見ていました。
すると、玄関から台所の方に向かって、
男の人が横切って行きました。
その身なりは、髷を結って、着物を着ていたことを
はっきりと憶えています。
実家は有名な五街道の一つに面していて、
昔から人の往来が活発だった所です。
その人物と目が合って私はすぐ祖母に言い、見に行ってもらいましたが、
誰もいるはずがありませんでした。
怖さはそれほどではないですが、白昼夢のようで、
それでいて現実にあった不思議な出来事です。