投稿者:白さん
ある春先の日…。
私は町内の雁木通りを歩いていました。
そしたら…後ろから足音が聞こえてきます。
其の足音は子供の足音でした。
3~4歳ほどの子供が『パタパタパタ…』って走る音。
私はてっきり近所の子供かな?って思ってそのまま歩いていたんです。
しかし…それは違いました。
私『(ん…足音がする…)』
音『パタパタパタパタ…』
私『(結構走るんだな…)』
音『パタパタパタパタ…』
私『(あ…近くなった…3m位かな…?)』
音『パタパタパタパタ…』
私『(…凄い近い…私邪魔かな?(身体を左端に寄せる))』
音『パタパタパタパタパタ…』
私『(何で…後ろに居るの…?!)』
音『パタパタパタパタ…』
私『(何で…何で…何で…!?)』
音『パタパタパタ…』
私『(ヤダ…(くるりと振り返る)』
音『………………』
…私が振り返った瞬間。
1m位しか距離の無かった『足音』は消えました…。
家の扉を開けるなら音がする筈。
それに1mの距離からどうやって消える事が出来るんでしょうか?
子供の足音には振り向かない方が良いかもしれませんね。
…後ろに居るのはだぁれ…。