投稿者:詩亜さん
当時の同級生のRちゃんから聞いた話です。
Rちゃん一家がおばあちゃんの家に向かおうとして
夜の山道を急いで走っていたときの話です。
Rちゃんは助手席に乗っていました。
しばらく走ると・・・・・・
いきなり横から猫が飛び出てきたそうです。
キキィィー―!!
運転していたお父さんはあわてて急ブレーキを踏みました。
口には出しませんでしたが、家族全員は絶対轢いた。
と思ったそうです。
自分の家でも猫を飼っているRちゃん一家は
轢き逃げなんて真似はできません。
あわてて、車を降り猫の姿を探しました。
が・・・猫の姿がないのです。
そのまま逃げたのかなと思いましたが、血の後もないのです。
家族全員狐につままれたような感じでした。
その後は、さっきみたいなことがあると嫌なので
お父さんは減速しながら走ってそうです。
3分後・・・「あれ?」 Rちゃんは言いました。
よーく道の先を見てみると、黒いかたまりがありました。
そう、猫の轢かれた亡骸だったのです。
きっと猫は自分のことに気がついてほしくて、
この先に自分の亡骸があることを伝えたくて
出てきたんじゃないかな?とRちゃんは思っているそうです。
猫はRちゃん一家が葬ったそうです。