投稿者:裕之様の野望さん
私の身のまわりで実際に起きた霊体験のお話です。 小学校5年生ごろのことで
ずいぶん前のことになるのですが、
私と父そして姉の3人で居間でテレビ番組を
一緒に見ていました。
しばらくしてから姉が台所に行って飲み物を飲んでいると
ドアのガラスごしにボーっと白い人のようなものが
廊下を歩いていったようです。
そして人のかたちをしたその物体は階段を上って
2階に上がっていったそうです。
最初、姉は母がお風呂から出てきて
2階にあがっていったものだと思っていたそうです。
ところが、しばらくしてから母が
お風呂から上がってきた姉はとても驚いた様子で、
先ほどのことを母親に話したそうです。
すると母は思いもしないことを言いました。
「確かに2階にあがっていく足音が聞こえたけれど、
あれってあなた立ちの誰かが上がっていったんじゃないの。」
次に私が実際、自宅で体験した時のお話です。
高校生のころ、私は学校の定期試験を近くにひかえていたため、
遅くまで起きて勉強をしていました。
そしてそんな日が続いたある晩のことです。
その日はいつもよりずいぶん早めに勉強を切り上げて、
しばらく仮眠を取ってからテレビを見て寝ることにしました。
時間は夜の2時ごろを過ぎていたと思います。
頭が妙にすっきりしていたのですが、時間がもう遅くなっていて
明日また学校で授業があるため、仕方なく寝ることしました。
洗面所へ行って歯を磨いていると台所のほうで
人の歩く足音が聞こえました。
最初、私は床がきしんでいるのだと思い気にしませんでした。
そして歯を磨いてしばらくすると人に見られている気配がしたので、
その気配のするほうを振りかえらず洗面所の鏡をのぞきました。
すると見たことのない女性が顔だけ覗かせてかがみに映っていました。
その女性は私を見ようとはせずに別のところのほうを見ているようでした。
いまだにはっきりと覚えているのですが、
目は白目で瞳のない目をしていて顔は真っ青で
何か別のもの(場所)を見ているのです。
私は恐怖のあまり声も出せずその場に気を失い、
一晩中洗面所にいたようです。
(朝になると両親が起きてきて洗面所で倒れている私に気づき、
私は自分が一晩中洗面所にいたことがわかった。)
私の家には何かこの世のものでない
得体の知れない住人たちが住みついているようです。
最近はあまり霊体験はしなくなったのですが、
いまだに霊と一緒の暮らしていると思うと
背筋がぞっとする今日この頃です。