投稿者:remingus6さん
これは、私が高校3年の冬頃に体験した話です。
私は、自分では霊感などは無いと思っているのですが、
何度か怖い経験をした事があります。
私はその当時、専門学校に通うため
他県に行っている兄の部屋を使っていました。
その日、私はいつものようにベットに入り眠りにつきました。
何時なのかは定かではありませんが、
とにかく夜中に寝苦しくて目が覚めました。
目を閉じたままでいたのですが、
左胸のあたりが痛くてたまらないのです。
私は、苦しいと思いましたが、
体を動かす気になれずしばらくはじっとしていました。
しかし、しばらく経っても治る気配がありません。
わたしは、訳はわからないのですが目を閉じたまま、
なぜか私は胸が痛いあたりに手を伸ばそうと右手を胸の付近にやろうとした時、
私の手に何かが触れたのです。
それは、2種類の違う感触がしました。
私は急いで右手を引っ込めました。
びっくりしたからです。
何も無いと思っていた場所に’何か’があったから・・・。
初めは、きっと掛け布団に触ったのだろうと思い、
掛け布団の感触を確かめました。
感触が違う。
もっと生っぽくて、例えて言うなら人肌のような・・・。
そう思った瞬間、頭の中ですごい映像が浮かびました。
白装束をまとった老婆が私の上に乗っかっている図が浮かびました。
なぜなら2種類の違う感触が、
人肌と服のような感触だったからです。
人肌といっても、ガサガサですごく細い手首という感じでした。
私は怖くて、「アレは気のせいだ」と
一生懸命に思い込もうとしました。
その間にも、左胸は痛く苦しくなる一方です。
どうしようと思っていると、今度はその痛みが
少しずつ右胸のほうに移っていくのです。
一生懸命「気のせい、気のせい」と思っていた
私は驚いてパニックになりました。
しばらくしても、治らないので私はだんだんと腹が立ってきて、
「無視ろう!」と思い、気がつくと朝になっていました。
「アレは夢だったのもかもしれない」と思いましたが、
ただ右手に触った時のリアルな感触が数日間残っていました。