投稿者:宝塚過激団さん
職場の同僚S氏から聞いたはなし。
そのS氏の友人が昔彼女と夜肝試しへ行ったときの話だそうです。
行き先は京都はトロッコ鉄道の駅。
ちょっと駅から離れたとこに車をとめて
駅のほうへ歩いていったそうです。
駅は保津河をはさんだむこうで、駅へは橋を渡る。
その友人氏は、遠くから見てふと、気づいたそうです。
駅のベンチのところになにか人影が立っているのを。
”列車も走ってないこんな時間に
誰もいるはずがないのに・・・”
そう思いながらも、彼女に言うて
パニックになられても困るから黙ってたそうです。
ところが橋を渡って駅まで行ってみてももちろん誰もいません。
あたりは真っ暗で気味が悪い。
すぐに橋を渡って車のところへ戻ったそうです。
車を走らせてから、彼女がポツリ。
「怖がらせたらあかんからと思て言わんかったけど、
あの駅のベンチんとこ、
遠くから見たとき人影が座って見えてん」
「お前もかー!!」
”立ってる”と”座ってる”の違いはあるものの、
どちらも老人らしい人影を見たそうでした。