投稿者:神楽さん
私の父はある有名な神社で神主の仕事をしていました。
元々父は、霊感が強いようで、幾度となく見えた事があるそうです。
そして、こんな話を聞きました。
「霊なんて、まだかわいいものだ、本当に恐ろしいものは、
人の形をしていないものだ」
それは、父の親友の叔父さんが見た物でした。
その叔父さんは、猫が好きで、傷ついた野良猫を見つけては
拾って育てていました。
ある日、叔父さんが、病気でもう長くはない猫に
餌をやろうと居間に行った時、病気で弱っているはずの猫が、
突然唸り始め、威嚇するかのように部屋中を飛び回ったのです。
しかし、どうやら叔父さんに威嚇しているのではなく、
そのすぐ後ろを見て威嚇しているようでした。
そして、叔父さんが後ろを振り返ると3メートルはあるであろう黒い毛のような、
煙のような塊が窓から一気に吹き抜けて行ったそうです。
その3日後、父と親友の方も、窓の外、ちょうど15メートルほど
遠くの夜空に「それ」が飛んでいるのを見たそうです。
そんなものが背後に居たら、、
もし気づかなかったら、あまり考えたくないですね。