投稿者:匿名さん
宮城県の町からあまり遠くない場所に、お墓を集中的に集めた
K霊園という場所が有ります。
そこは、火葬場は勿論、仙台市の半分以上のお墓が
移転させられた場所です。
その近辺では、奇妙な現象が多発する為、
市役所により仏舎利塔なるお堂が設けられた場所です。
そのK霊園の入り口近くに住む、私の友人M子さんの家では、
とんでもない現象が毎日続いたそうです。
その現象とは、M子さんの家は2階建てなのですが、
1階がリビングと和室が2部屋あり、
2階は2部屋あるのですが、夜1階のリビングで家族ダンランでTVを見ていたりすると、
2階でなにやら、人の話し声と走り回る音が毎晩したそうです。
M子さんの家は、男性がお父さんだけだったので、
必ず何か有ればお父さんが見回りに行くそうですが、
2階の階段を登るまでは、「クスクス、ヒヒヒ」と言った笑い声と、なにやら話し声で
「来るよ」とか「来たよ」とか話しているのです。
お父さんが2階をチェックすると当然誰も侵入している気配は無く、
一段落してリビングにある1階に戻り、
木製のドアを閉め、ソファーに座ると同時に、ドアが5cm程度開き、
その隙間から幾つもの、【眼】が下からズラリとリビングの中を
覗き込んでいるそうです。
そして、お父さんがまた、2階に行くとピタッと音が止まり、
それの繰り返しが朝方まで続き、
ノイローゼにまでなったそうです。
また、写真を探せば有ると思うのですが、M子さんを写真で撮ると、
真っ赤な光が必ずと言って良いほど写っています。
M子さんが小さく写ると、その赤い光も小さく写り、
M子さんが大きくアップに写ると、光も大きくなるのです。
本当に不思議です。
また、共通の友人のH男が山形に会社の都合で転勤し
、約半年経ったときのことです。
が、友人のH男が山形市内で事故に遭い、病院に入院した時のことです。
私達は、仕事が終了した夜の8時ごろから
山形市まで約2時間近くかかって、友人の
入院している病院に行き、面会時間はとうに過ぎておりましが、
優しい看護婦さんの許しを得、会う事ができました。
H男は足を骨折しただけの軽傷でしたので、約1時間ほどお話をし、
次の日私達は仕事が有った為、
病院を夜の11時ころ出て、軽く食事をすませ、仙台へと車を走らせました。
丁度、山形県と宮城県の県境付近の山道まで辿り着いた時の事です。
突然、M子さんが気絶したかのように眠り込み、
つい先ほどまで、オシャベリを楽しんでいましたが、
きゅうに黙りこんだので私も怖くなり、丁度心霊スポットで有名な
【関山峠】のトンネル内に入り、
いくら起こそうと助手席のM子さんを揺すっても、
話し掛けても、反応がありませんでした。
トンネルを抜けた瞬間、M子さんが目を覚まし、一言。
「さっきYの右脇から白い煙の様な物が身体に入ったのを見たよ!」と言われ、
その入った時にM子さんの記憶が飛んだそうです。
それから、M子さんの家に送ってからは怖くて、スピードをあげて家に帰りました。
あとから考えると、M子さんが気絶する前に予兆がありました。
それは、楽しくオシャベリをしている時、車の後部座席で、
男性の太い声で『なに?』と二人は聞き取っていました。
その後M子さんは結婚をし、幸せな家庭を築いていると思いますが、
御不幸が無いことを心より祈っております。