投稿者:無月さん
前に書いた仏間の話です。
その日、私の祖父と母が洗濯物をたたんでいたそうなんですが
(私の祖父は料理以外の家事をほとんどこなします;)
その場に居た私は、廊下を隔てた障子の上をじっと見ていたそうです。
「どうしたの?無月」
と母親が尋ねると、私はいきなり泣き叫びだしたそうです。
突然のことに驚き、ねずみでもいたのかと(そんなばかな)障子を開けて
玄関に通じる廊下を覗き込んだそうです。
けれど、何も無い。
何だったんだろう、と落ち着いてきた私に尋ねると
「知らないおじちゃんが上から見てた」
と云ったそうです。
記憶にはない初霊体験(多分)…覚えてなくて良かったぁとしみじみ思います。
ちなみにその廊下の上(つまり障子の上)には、
今は物置と化した父親の部屋があり(しかも窓がある)、
今はこのパソコンの隣にある(!)仏壇が置いてありました。
小さい頃はそこにある窓が開いていると、怖かったです。
…未だに開きっぱなしですが(荷物で閉められない!)