ミツルレポート
宮城県のとある山奥に存在する廃ホテル。
このスポットでは「地元の人間は絶対に近づかない。」
「自殺した宿泊者の霊が出てくる。」
「失踪した経営者の霊が出てくる。」
との噂が流れている。
内部はスズメハチなどの危険生物がいる可能性があるので
十分注意したい。
情報提供及び特別協力：暗黒観光情報様
時刻は22時。
この日、我々は都心から高速道路を車で北上し、
一路宮城方面へと向かった。
心霊スポット探索のために。。
北上して数時間、宮城県に入った。
空は完全に明るくなった。
我々は高速道路を下り、
真っすぐ「廃ホテルS」に向かう事にした
橋友さん：「あ、あれだ！」
「廃ホテルS」を探して車で10数分、
霧の中からソレは突然現れた。
早速自分は近くに車を止め、「廃ホテルS」
の探索を開始する事にした。
他の廃墟と比べ、外観は比較的荒れていない。
「地元の人間は決して近づかない。」という噂は
本当なのだろうか・・・？
「S」の看板。
確かにここで間違いない。
草むしているエントランス。
閉館してから相当の年月が経っている事は
容易に想像がつく。
「日本観光旅館連盟」のマークがある。
早速、建物の内部を探索してみよう。
一階ロビー。
カビ臭や湿気がすごかったが、想像していたより
荒れていなかった。
どこのホテルにも必ず存在する受付カウンター。
やはりここにも存在した。
広大な広場を発見した。
ここは昔、ディスコとして活躍していたらしい。
自分：「バブルのにおいがプンプンするぜ。。」
このディスコ跡地にはこのような人形がやたらと
落ちている。。
・・・一体なぜ？
ミツルレポート2
謎の黒板。
何のゲームに使われていたのだろうか。
・・・広場を出る事にした。
喫茶店として使われていたと思われる部屋。
何故かカウンターに椅子が上げられていた。。
時代を感じるレジスター。
どうせ電卓に毛の生えた機能しかないくせに図体は
コンビニのPOSレジくらいはあった。
シャンデリアのようなものがぶら下がっている。
ここはレストランとして使用されていたようだ。
外は朝日が段々射してきた。。
自分：「ゲームコーナー・・・。」
続いて、我々は２階を探索することにした。
２階フロア。
内部は本当に暗い・・・。
部屋を見てみよう。
予想したとおり、畳や家具などは残っている。
鳩の糞のようなものもやたらと落ちていた。。
押入れには布団も・・・。
カビ臭いにおいを発していた。。
続いて宴会場に行ってみた。
宴会場前の廊下を撮影。
ここはまるで腐海に沈んでしまったような世界
が広がっていた（ナウシカ参照）。
ここもすさまじいほどの荒れようだ。。
白い菌糸状のカビが舞い上がっていた。
我々はすぐさま避難。。
ここは大浴場に続く廊下。
壁紙は剥がれ、だらしなく垂れ下がっていた。
自分：「あ、意外とキレイ。。」
大浴場にたどり着く。
荒らされた形跡は無く、掃除さえすれば普通に
使えるような状態だった。
ミツルレポート3
壁のヒノキ板も目立った損傷は無い。
湿気に強い造りだからだろうか。
２階廊下。
ふと感じた事なのだが、この建物は落書きが
本当に少ない。。
東北の方は民度が高いからだろうか？
客室に入ってみた。
金庫や電話機などもそのまま残っていた。
別の客室に入ってみた。
営業当時の面影が見事そのまま残っている。
自分：「何でここはこんなに奇麗なんだ？」
4階にたどりつく。
変なシマシマのカウンターを発見する。
何のカウンターだったのだろうか？
そのカウンターの隣の部屋。
・・・一体何に使われていたのだろうか？
我々はこの部屋の意味を疑問に感じながら、
１階に戻る事にした。
階段踊り場付近にあった案内板。
１F・ディスコ・・・
ますますバブル臭を感じる。。
ここで探索は終了する事にした。。
ここで何より不気味だったのが、
あまりにも廃墟の状態がキレイすぎる事だった。
・・・一体全体誰が管理しているのだろうか？
宮城県心霊スポット
