投稿者:グリーンクラブのOB衆さん
私、登山のサークルに所属しておりまして
特に九州の山々は大概登りました。
そこで起きたお話をします。
それはサークルの先輩方から伺った話です。
先輩というのが先日投稿させていただきました
「犬鳴峠」 に登場した先輩Hと、
その先輩に霊感を移した先輩Mです。
先輩達はそのころ九重山系におりまして、
その日の夕方予定通りの登山を終えてちょうど
大船山の下山途中でした。
そのとき登山道とは違うところで光が見えました。 しだいに暗くなっているのでこのまま登山道を
見つけられないと遭難の恐れがあると考えた先輩達は、
彼らを登山道に連れて行ってあげようということになりました。
しばらくその光を目指して道無き道を歩いていったそうですが、
いつのまにかその光が見えなくなっていました。 その少し前から 先輩Mが
「この辺りの雰囲気は怪しい」と感づいていたらしいです。
おそらくこの辺りに光があったと思われるところに
近づくにつれて先輩Hもその異様な雰囲気を
感じ取れるようになったとおっしゃっていました。
ここに居てはまずいと踏んだ先輩MはHに
「今すぐここから離れましょう!」
と言ったそのとき・・・
ガラガラ
と音と共に岩石が転がってきました。 運良く二人ともそれらを避けることができましたが
嫌な予感が確信に変わりましたので、
一目散に下山したそうです。