投稿者:宝塚過激団さん
同じく職場の同僚Yくんから聞いた話。
彼の高校時代の友達の家の話です。
その友達は神戸は芦屋の古い大きな家に住んでいたそうです。
んで、その家にはどうも家族以外も棲んでいたらしい。
その友達が夜、2階の自室からでて1階のトイレへ行きました。
階段を下りてトイレのドアノブを握ろうとして見ると、
ドアノブを青白い手が握っています。
もちろん(肘からさきの)”手だけ”です。
家族は先にこれを目撃していて話は聞かされていましたが、
これにはさすがにびびってトイレを我慢したそうです。
やがて、その何者かは調子に乗ってきたようで、
だんだんうるさく音を立てるようになりました。
その友達の部屋の天井を、歩く音がするのです。
大きな音で、天井の角から角へ、どう聞いても人が歩く音。
もちろんそこは天井裏です。
しかし、もしかしたらやっぱネズミかもしれへんと思った家のひとは、
駆除会社に頼んでネズミ駆除のわなを仕掛けてもらいました。
しかしネズミは一匹もいなかったそうです。
家族全員はもうその音に慣れっこになってしまったそうです。