JR西千葉駅の北口の道路に一際大きな松の木がある。
かつてここに佐倉藩の処刑場があった時からある松の木で
切ろうとしたり、触っただけでも祟りがあるという。
西千葉稲荷大明神
このあたりがかつての処刑場だったと伝えられている。
中はお稲荷様が鎮座
松の木をのぞむ。
この佐倉藩処刑場跡は伝承で確かな史実に関してはまだ発見できていない。
この辺りは松の木が多く、「松波」という地名からもかつては
松林であったことが考えられる。
飛地山のウソ
佐倉藩処刑場跡とは関係ないが…
流山市に飛地山という山があり、
かつては処刑場で飛血が飛地になったという噂の場所があります。
ウィキペディアから
飛地(とびち、飛び地)とは、
国家、都道府県、市町村、市町村の中の町や大字(おおあざ)などの
行政区画の一部分が、別の国家や行政区画内に飛び離れて存在する地域のこと
とあり、調べてみるとこの飛び地山は
本多氏(駿河田中藩)が飛地領の役所を置いたための地名とある。
また近くに近藤勇の陣屋跡がある事もひとつの要因のようだ。
近藤勇は斬首刑に処せられ、ここで斬首されたかのような情報をみるが
正しくは板橋処刑場跡で斬首されている。
したがって飛地山は処刑場跡地ではないと考えていいと思うので
当塚としては特集しません。