投稿者:よしごんさん
葬式に参列することになりました。
私一人で参加したために、特に誰と話すこともなく
葬儀の後ろのほうでボ~ッっとしていました。
ふと後ろの竹垣が気になりました。
その竹垣の前には何かがいるのが分かりました。
例えるなら透明になった時のプレデターという表現が
一番分かりやすいと思います。
こういうのを見るのは初めてではなかったので
「あー、何か居るな。」と思って、
することもなかった私はジロジロそのプレデターを見ていました。
それは男性であるというイメージがしました。
数日後午前4時ごろにマンションの1階から
誰かが階段を上って来くる足音が聞こえました。
私の住んでいる階の通路を歩き、私の部屋までやって来たのです。
そして玄関の鍵を開けて入って来ました。
そしてすり足で廊下を歩いている音が聞こえ、
部屋の引き戸を開けて閉める音が聞こえました。
私は布団を頭からかぶってどうすることもできないでいました。
すると、右肩が重くなり耳元でしわがれた爺の声で
「こんばんは。」といったのです。
そして居なくなりました。
私の右の耳にその声を聞いた感覚が残っていました。
それから数日間似たようなことがありました。
ちょうどその葬式に出たのが有名な霊能力者に会った後でもあり、
敏感になっていたので寺からお持ち帰りしたんだと思います。